| (4)カレーズ修復プロジェクト
(ショマリ平野村落シュ−ラ+SFL)
カレーズとは、山の上流で地下水脈に届く深い井戸を掘り、地下水をその深い水路から
徐々に水路を浅くし、平野の農地に水を引く地下潅漑システムである。途中には数ヶ所
の井戸を掘り、地下水路にたまる泥を掃除しなければならない。
デイサキ村は5キロメートル上流から水を引いていた。タリバン政権前にはデイサキ村
のあるショマリ平野には合計長短145本のカレーズがあったという。また井戸やカレ
ーズの他に、どの農村にも「アラハット」と呼ばれる保水池がある。
その直径は2〜3m、深さ5〜6m 位の水槽タンク用の井戸と思えばいい。
ポンプで水を汲み上げ潅漑用水とする。デイサキ村には約130のアラハットがあるが
すべて水枯れしたままであった。カレーズと井戸、そしてこのアラハットが村の水の供
給源であったが、いまは井戸のみが村の唯一の生活用水であり、農業用水としての水資
源が完全に不足していた。
カレーズ修復プロジェクトについての要項・・
1)修復期間は雨期の4月から9月が理想的である。
2)5キロmカレーズ一本に要する修復費用概算はUS$3000程度である。
3)現地労働者の日当は8時間労働で1人3ドル。監督官は別途経費。
4)カレーズの深さは40-70m、井戸は50-100m間隔、
潅漑水路は約1000mのスロープ。
5)カレーズの先端には池をつくり保水しておく。
栓をして水をため必要なときに抜いて水を農地に流す。
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