| ●井上昭夫。1936年生まれ。天理高校、ハワイ大学卒業、UCLA大学院中退、哲学専攻。
留学中「芥川龍之介の自殺と遺稿集の解説・翻訳」(英文)でルーミス賞を受賞。
現在天理大学教授、付属おやさと研究所長、国際文化学部・地域文化研究センター長。
●1971年からのシンガポールでの7年の異文化伝道体験を通してイスラムに関心を持つ。
1980年アフガン難民救済有志会主宰し、ペシャワール難民キャンプへ20トンの毛布・
衣料・薬品などを届ける。その時より親交があったアフガニスタン人は現カルザイ移行
政権の大臣をつとめている。
●日本国際宇宙文化会議発起人代表として米・欧・ソのおおくの宇宙飛行士とも親交があ
り、数々の関連国際シンポジウムを企画実施。また、国際経営文化学会副会長、未来工
学研究所特別研究員、日本ローマ字会理事、日本ペンクラブ会員などをつとめる。
●また、ユニタール(UNITAR-国連訓練調査研究所)上席特別顧問(SSF)として、
2003年ユニタール・アジア太平洋事務所誘致発案・推進協力し(中国新聞2002/10/18,
朝日新聞2003/5/28)、紛争後の復興をテーマに開設記念国際会議を企画・実施に協力、
セッションの司会などもつとめる(朝日新聞2003/11/25)。
●主な英訳・著書に
『The Posthumous Works of Ryunosuke Akutagawa』天理時報社1960,
『A Study of the Ofudesaki』道友社1987,
『[God].[Tsuki-Hi]and[Parent]』Tenri Yamato Culture Congress1997,
日本語では
『世界宗教への道・異文化伝道入門』日本地域文化研究所1982,
『現代・思想・元の理』天理やまと文化会議1990,
『こころの進化・宇宙意識への目覚め』フォレスト出版1997,
『天理教学の未来・21世紀への胎動』天理やまと文化会議1998など
他に編著書・論文多数。
●生物学的環境修復手法(バイオレメディエーション)については、テキサス大学オ−ステ
ィン校カール・オッペンハイマー教授に学び、日本海ナホトカ号タンカー原油汚染事故で
もその調査・修復適応研究などを未来工学研究所と共同して行う。その重油汚染に関する
日米共同研究者グループによる提言は、「泥海」からの環境倫理・『天理教学の未来』
(482-488頁)のなかにも収録されている。
●また、生態建築学にも関心を持ち、自然建築の領域では、アルコサンティのパウロ・ソレ
リやCal-Earthのナーダ・カリーリなどとも親交がある。
その思想的影響を受け、2002年天理市杣之内町におやさと研究所による天理エコモデル
・デザイニングセンターを設置し、風力・ソーラーハイブリッドを併置したアースバッグ
シェルター2棟を建設。朝日新聞2002/11/9「ひと欄」にも紹介される。
●生態建築を「元の理」の自然・環境理念を基軸として、NGO国境なき建築家機構(BWB)
と共同し、難民人道自立支援シェルターに展開する目的で、神戸市長田区阪神大地震被災
地跡の一画を神戸市より提供を受け、アースバッグ(土嚢)による神戸アフガニスタン友
好公園施設を構築、朝日放送「ニュースゆう」(2002/7/9)や諸新聞記事にとりあげら
れる。さらに関連シンポジウムを長田区で開催(毎日新聞2002/5/17)。その延長線に
地震被災地インド・グジャラート州ににおいてボンガ(土嚢シェルター)を5棟とチェッ
クダムをインドのNGOと天理大学生などと協働建築、その模様はインド全国ネットワーク
Zテレビでも紹介される。2003年8月、建築した土嚢シェルター2棟に隣接した一角に
日本人造園師の協力を得て、日本式の石庭を作り、天理より持参したモウソウ、マダケな
ど竹数種をも植樹した。
●アフガニスタンでは、カブール大学と共同研究を開発中。現在、同大学農学部において天
理より持参したモウソウやマダケなどがすでに7本発芽し生育している。将来アフガニス
タンに竹林造成を目指すプロジェクトを推進中。ちなみにカブール大学A・ポパールは学
長は植物病理学が専攻である。
●また、現在同大学演劇・映画学科と映画を共同製作中。2002年の国連ミッションの一員
としてカブールとカンダハ−ルを視察。毎年数回カブールを訪問、現地の海外・国内NGO
と協力し、ショマリ平野のカレーズ修復、葡萄畑再生など農民自立支援に向けて現地農民
が立ち上げたシュ−ラと共同して、アフガン政府地域開発復興省(MRRD)が2003年3月
より取り組み始めたミニ・財政自立援助活動製作(Micro-Finance Investment and
Support Facility)にそった活動を推進中である。
●一方、広島における国連UNITARの発足に伴う能力開発フェローシッププログラム企画に
参画、25名のアフガン高官と研究者を日本に招請する3年計画のワークショップ実現に
協力し、2005年までに合計75名のアフガンフェロー・ネットワーク構築に向けて、カブ
ール国連UNAMAと連携を行っている。
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